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あゆみ助産院(出張専門)    日々の出来事


by OKA
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知世(ちせ)ちゃん こんにちは!

先月の末にお産がありました。



今回のご縁は自宅出産を望むMさんご夫婦。
お二人とも難聴と言うハンディを背負っての出産でした。

妊娠中は、沢山お会いして妊婦ロミロミしましたね。
いろんな事があったけれど、
紙面に書いてやりとりしたり、手話?でやりとりしながら
沢山コミュニケーションしました。


お産ノートより

『私のマタニティライフは”思うように行かない事ばかり”でした。
つわりが重く、「おさまったら沢山歩けばよい」と
気楽に受け止めていると、今度は切迫早産で入院。
その後は赤ちゃんが小さ目でなるべく40週まで安静に。。と言われる日々』

その度ごと、不安になるMちゃんに、
私は「大丈夫、大丈夫。なるようにしかならないから。。。」としか
言わなかったような・・・。

『入院中一番嬉しかったのは、旦那との交換日記でした。
始めのうちは不安でいっぱいだったけれど
病院のスタッフの皆さん、家族の支え、
岡村さんも、私が心配したり、不安がっても
「問題ない」と言う感じで
「ど~ん」としていて(笑)動じないので

”じゃあ大丈夫なのかな…”
”動けなくても歩けなくても大丈夫。赤ちゃんはお腹の中で
元気に食べたり飲んだり、寝たり動いている。”と思えるようになりました。』


最後の39週の時、
「超音波で、体重が小さかったら病院で出産」と言う時
もう神様にお任せしよう!とMちゃんと、お母さんとに話をすると
何と赤ちゃんは2600gに。

「自宅の希望が強いから、自宅でいいぞ~。
その代り何かあったら連絡くれやな。」との先生の許可。
みんなで「良かったね~!。」と。

その許可で安心したのか、
2~3日すると陣痛が…。
赤ちゃんは分かっていたのでしょうかね。

『お産がどんどん進み「痛いよ~。しんどいよ~。休みたいよ~。」と言っても
岡村さんは「痛いよね~。辛いよね~。陣痛だからね~。」と。
必死で、呼吸法を繰り返すのみ。』
(後に、お産ノートで「愛あるスパルタ」と名づけられていました(^^ゞ。)

不安は先の事を考えると出てきます。
ひたすら呼吸法に集中させていました。

Mちゃんも逃し方がとても上手でしたね。
あっと言う間に頭がすぐそこに。
ツルンっと産まれた赤ちゃんは、とてもいい色をしていました。
終わってみれば、旦那さん、おばあちゃんに囲まれて大安産!

『いろんな事があったのに、産まれてきてくれて胸の上にいる知世を見た瞬間
痛みも辛さも全~部吹き飛んでしまって
「あ~産まれて良かった~。産まれてきてくれてありがとう~」と言う思いだけでした。

良く岡村さんは
「陣痛は受け入れるだけ。迷わずに受け入れた方が楽だよ~。」と
言っていたけれど(自分も辛かったけど抵抗すると余計に辛いので)、
切迫も陣痛もすべて起こりうることは
良いことも悪いこともなく、受け止めるだけでいいんだなぁ。。。と言うのが今回の
お産での大きな学びでした。

私にとっては「思うように行かない事ばかり」だったからいろんなことを
教えられたんだな~と思います。』

Mちゃんのお産ノートを見ながら
陣痛も人生も一緒なのだな~。なんて考えていました。

結果はどうであろうと、
その受け入れて行く姿こそが大事な過程なのだと思います。

Mちゃんご夫妻は小さいころから難聴と言うハンディを背負っています。
どこか体でハンディを背負うと、他の部分がものすごく発達すると聞きます。
本当に感覚、感情、いろんな分野で私達に勝るものがたくさんあるのだな~。と、
妊娠中から教えられ、私はそのピュアな気持ちを学びたい一心でした。

何かの本に
「ハンディを背負う方には産まれ備わったその辛さに耐えられるだけのものが備わっている
 神様はその人たちを選んでこの世に送りだした。
 故に、私達は彼らをもっと尊重しなければならない」
と書いてありました。

陣痛の最中、紙面でのやりとりはなく、
ただ、私の口の感覚を見て、
私もMちゃんの言葉に慣れてきて…通じ合えている気がしました。
本当にいつものお産の風景となんら変わらなかったのです。

素敵なお産でしたね。ありがとう!
旦那さんのサポートも素晴らしかった。


お母さんが「今回自宅で出産できたことは、M達にとっての大きな一歩だった。」
とおっしゃっていました。

新しい家族としての第一歩ですね。
本当にありがとうございました!

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「知世」ちゃん
産まれた後、旦那さんにどういう思いでつけたのですか?
と尋ねると
「この世は素晴らしい世界のなので、それを知ってほしいからです。」
と言っていました。

「素晴らしい世界」と思えるくらい
素晴らしい経験をされてきたのではないかと思います。
素敵ですね。これから、Mちゃんのサポートと育児頑張って下さいね。

出会えた事に感謝いたします。
ありがとうございました!

健やかに育つことを願っています。
また1か月健診でね(^_-)
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by oka-ayuharu | 2011-11-17 17:04 | お産 | Comments(0)