人気ブログランキング | 話題のタグを見る

抱っこ ワークショップ

この前、飯田の親友が主催した
抱っこ法のワークショップに参加してきました。





優美先生は(阿部 優美先生  日本抱っこ法協会理事)
「お母さんの気持ちをどうにかてあげよう。」とか
「何とかしてあげよう」とか
そういう気持ちではなくて、
ごくごく自然に、その人の訴えに寄り添い、やがてその人自身が答えをみつけるまで待つ。
もちろんいろんな選択肢は状況に応じて与えるし、その時その時でアドバイスも必要な時もある。

でも、その側にいてくれると言う安心で、自分の足でみんな立って行かれるんじゃないのかな・・・。
という事が分かりました。

「何とかしようとは思わない」そうは自分で言うものの、結構アドバイスしちゃうんですよね。
ほんと自分のおこがましい部分が見えました。

最終的には自分が答えを見つけて(気付いて)立って歩き出す。
誰も一人では生きていかれないし、生きて行くことは出来ない。
でも最近は、みんな(頭が)忙しいからそういうことに気付けないのよね。と。

3月に松本で行う講演会の相談をしていると
「自分が子育てしていく中で、自分を育ててくれた親との関係はどうしたって
切っても切れないものなのよ~。」と。
子育ては自分育てか。

だからどう・・と言うわけでなくそれをただただ認めて吐き出せば良いのかもしれません。
もしかしたら、自分の中で何かが動き出す人もいるでしょう。

頭では忘れてしまっている記憶、でも実は体には物凄く記憶があって
それを今回あるワークで知ることが出来ました。
それも簡単なワークで。

私は小さい頃、親(特に父親)に「頑張っているね・・・」と声をかけてもらいたかったと言うことが分かりました。
多分頑張っている?事を認めてもらいたかったんでしょうか。
話をただ聴いてもらいたかったんでしょうか。

分かった瞬間ボロボロ涙が出てきて・・。(これが涙もろい私だけ?と思ったら、違う人までボロボロと。)
そんな記憶を体が覚えていたという事がビックリでした。
それで何と言うわけではないのですが、ただ認めて、吐き出せたことに意味があるのだと
素直にそう思えます。

みんなが今日の感想を言った時、ある人(いっぱいいましたが)から涙が・・・。
抑えている感があったのですが、

すると優美先生が、
「あのね~。ふっと心の蓋が開いて涙が出たらね~、我慢しないで泣くのよ~。
今我慢したら、またどっかで絶対出るんだから、だったら今出しきっちゃっていいの。」と。
ティッシュを差し出してくれた。
そしてこれまた、隣の人が背中をさすってくれたり、触れたりするだけで、心が開いて涙が出てくる。

「子供も同じでね。もちろん抱っこもするけど、今泣いているのだったら泣ききらせること。
わめききらせること。そこに蓋をすることを覚えるとどんどん溜まって大きな爆発(キレる)になるよ。」と。

私も「泣ききらせる」と言うのは、実はさゆりさんの子育てから学んだ。
「結構泣ききっちゃうと、後ですっきりしてるのよね~。」と。
それは真近で見て感じた体験だった。こんなにすっきりするんだな。子供って・・と。

だから私も、子供が泣いている時、
他のものを与えてごまかしたり、
世間様が気になるから泣いちゃいけないと言うのは、
あまり納得できなかった。

もちろん出来ないこともあるし、困ることもある。
デパートで泣かれて駄々こねが始まったら、これは困る。
この前、授業参観で駄々こね、大泣きをやられた時も
さすがにずっと抱っこは出来なかった。

家では余りにもひどい泣きに親が1階から上がってくることもしばしば。
でも終わった後は必ずどこかすっきりしている子供。

講演を聞いていて、
今までの方針として「あ~。そうしてきて良かったな~」
と、改めて感じたのでした。
まあ~、まだまだ子育ては長いので分かりませんが・・。

あと、「親は子供のボスになれ」と。ボスとは上司の事。
自分だったらどんな上司と働きたいか。
あれもコレも指導してくる上司か?まるっきり放任の上司か?
必要な時にきちんとした方向性を導いてくれる上司か?

寄り添うことと、子供のいう事を聞くという事は違う。
最近は子供のいう事を聞いてしまって、従ってしまう親が多いけどそうではない。
本当は、親の方針があってそれは曲げない、譲れないところもある。
だけど、反発する気持ちがあっていい、嫌だという気持ちがあっていいこと
その気持ちを聴くことが大事だと言っていました。
だだこねの時期(2歳~)はホント大変ですよね。

本当に楽しくて、無駄のない時間でした。
私と言うフィルターを通して、優美先生を知ってもらいましたが
皆さんは皆さんの感覚で、是非、生の優美先生を知ってほしいと思います。
どんな時期でも、講演を聴いて無駄なことは決してないと思いますよ。


松本でも講演会を開きます。
3月12日(金)
10時~12時(9時45分受付) 講演
13時~15時半  ワーク

場所:なんなんひろば 第4会議室

料金は人数により変動しますが3000円~4000円の範囲だと思います。

*今回はお母さん達にも集中して頂くため、全てのお子さんは託児となります。

託児:ちゃいるどパピーさん
託児は別途料金がかかります(人数にもよりますが、300円/時間位かな?)


詳しいパンフは製作中です。しばらくお待ちを・・。
by oka-ayuharu | 2010-01-23 05:25 | WS・イベント・講演会 | Comments(0)