2011年 08月 28日
新人研修
勤務1~2年目の助産師さんが集う場所に、発表に行ってきました。
さまざまな箇所で働いている助産師さん4名が10~15分程度で
30~40名程の新人さんに
「経歴」、「現状」、「新人さんに伝えたいこと」を発表していくというもの。
助産所として、県内初、市がバックアップしてくれた
「助産所とおみ」の所長(助産師)さん
長年に渡り、勤務助産師として活躍され、現在他の科で師長さん?をされている助産師さん
少し子育てに専念したあと、また再就職し師長さんになられている助産師さん
3年目でちょうど勤務が楽しくなってきた助産師さん
そして出張助産院で働く私(私なんかでいいのだろうか???)。
慣れないパワーポイントなんて使ってみたりしてやってみました~(>_<)。
私もいろんな道があるんだな~なんてとても勉強になりました。
そして皆さん話が上手!
最後は、グループになり座談会。
人間関係の愚痴や、ジレンマも少しあるけれど、まずは業務を覚える事で精一杯の様子。
日勤が終わると、今度は夜勤業務を覚えたり。早出、遅出。
とたんに、スタッフの人数が減るのでかなりな緊張感とストレスですよね。
しかも、お産は夜間と明け方に多いし。。。
私もそんな時期あったな~なんて、新鮮な気持ちになったり。
当時(今もやっている所はあるかもしれません)は
2人夜勤、助産師と看護師さんのペアで。
分娩室に産婦さんがいっぱいで、陣痛室もいっぱいで、
「フ~フ~」の差し迫る声が聞こえ、
婦人科の方からもコールやら、何やらで。
「とにかくやるしかない…」と奮い立たせ、
業務をこなしながら、明るくなってきた窓をふと見て、
「あ~もう朝なんだ~。。。」と。
すると「ガチャ」とドアが開き、
「大丈夫?」と声掛けしてくれた早出さんの顔が
女神様に見えました。
うちの病院はこうだけどどう??なんて言う意見交換も盛り上がっていました。
大切な話しの場ですね。
「やってしまった…。」「何してるんだろ…私。」「何がしたいんだろ…私。」
なんて凹む事もいっぱいあったけど、同期やプライベートで支えて貰い
今がある気がします。みんな同じ悩みなんだな~。なんて、そんな事を感じていました。
人間ですから、今でももちろん失敗はあります。
しかし失敗を繰り返さないように、
日々の業務を新人さんなりに丁寧に
とにかくこなしていくことが大事なのかもしれませんね。
経験はなくても
新人さんには愛嬌もあるし、話をゆっくり聞いてくれたり
それだけでもお母さんたちは安心するのかもしれません。
いろんな道もあって、その選択肢は自由です。
でも人生何が起こるか分かりませんよね。
皆さん自分のペースでゆっくり進んで行って下さいね。