2012年 05月 17日
咲人(さくと)君 こんにちは!
初めてお会いしたのは、我が家。
お母さんとYっこちゃんと旦那さんとでいらっしゃいました。
『自宅出産はお母さんが勧めてくれた。
「お産は自然なことだから!」
「赤ちゃんはちゃんと自分で産まれる力を持っているんだよ」
赤ちゃんのペースとお母さんのペースを大事に…と
そんな会話から自宅出産を選択しました』
『』はお産ノートより
屈託のない、柔らかな表情のYっこちゃんとそれを支える元気で明るい旦那さん。
そして松本市~安曇野市でヨガの講師(他タッチセラピーなど)として活躍されているお母さん。
全く迷いがない様子で、「お願いします」と。
お家が建って、お店をすると決めて、子供が出来た。
妊婦健診が始まって間もない頃は、
メニューを決めたり、写真を撮ったり、オープン前でバタバタしていたね。
そしてお店がオープン。
股関節が痛くなったり、お腹が張ったり、慌ただしい中で、いろいろあったけど
そのつど、自分の体と向き合いながら、調節して頑張っていましたね。
何と言っても最後までうつ伏せが出来る!
リラックスしたお母さんが教える「ヨガ」がきっと体に合っていたことでしょう。
厨房に立つ旦那さんを最後まで支え、デザートを作る毎日。
ご夫婦で良く頑張っていましたね。
お店の名前は
「和み」
素敵なお店ですよ。
何と、そこに私が開業して初めて関わったHさんも来たのだとか
(行くって言ってくれたら駆け付けたのに~!)
4年くらい前、私が人生の岐路に立たされた時、
お世話になったSさんとも繋がっていました。
そしてお産 お産ノートから
『出産予定日に合わせて、「カメラマンして!」と
妹のMが授業があるのに遠方から来てくれた。
美味しいお料理を作ってくれるがなかなか生まれず
まだかまだかと陣痛を待つ。
おしるしは来たけど、陣痛が始まらず、お城まで夜桜を見に散歩に行った。
満開の桜を見て、その日の夜中に痛み出す。
しかしなかなか間隔が縮まらないまま…。
結局ランチは営業!!
5分感覚で痛みが来るようになった。
S(旦那さん)が店から戻るとさらに痛みが強まる。
Sの「笑って~~」になんとか笑顔を作るけど先が見えない。。。。
足湯してお風呂につかると少し痛みが和らぎリラックス。
なぜか、お腹の周りは猿とお守りだらけ。。。^_^;
だんだん痛みが強くなりだす。もう、笑顔も大分ひきつってくる。
暗くなってきて…。
ゆうこさん到着。Sが腰をさすってくれて、やっぱりみんなで声を出す。
「お~~~~っ。」「う~~~~っ。」
お産の部屋に移動。破水。
もっともっと強い痛みに。
「赤ちゃんも頑張ってるんだ!」「必死で出ようとしてるんだ!」と思うと頑張れた。
「頭が!見えた!」みんなの会話が励みになる。
Mはカメラマン。
「あと一回で出るよ~。」との声にありったけの力を振り絞る。
”にゅるにゅるんっ”
自分の体から何かが出るような何とも不思議な感覚とともにSやママやMの歓声。
胸に抱いた咲人。
やっと会えたね。嬉しい!!
共感し協力してくれたSに感謝!
気を紛らわせようと猿を持ってきてくれたり、
笑って~~ととびきりの笑顔で必死になってくれてありがとう。
自宅出産をすすめ、それに向けてずっと体を気遣ってくれたママに感謝!
ママが良く言っていた、
「陣痛は最大のイタキモ」ってのが
何となく分かった。(確かにそうかも…)
体や母乳の事を考え、美味しいものを沢山作ってくれたM、ありがとう!
幸せです!命ってスゴイ!』
お疲れ様でしたね。
私がいつも思っていたのは、
この家にはいつも「笑顔」があるなぁ~ってこと。
私もずっと通いながら和んでいましたよ。
お産が終わってから、少しお母さんと話しをしました。
今まで、やり遂げるってことがなかなか出来なくて、本人も悩んでいたみたいだけれど
こうして一つ一つやり遂げたって言う事が増えていけば
自信に繋がって行くんじゃないかな~って思います。
私の年齢は、ちょうどお母さんとYっこちゃんとの真ん中らへん、
4人のお子さんを持つお母さんの気持ちもちょっとだけ分かる気がしました。
結果はどうであれ
目標に向かって行動していく事。
実行していく事。続けていく事。
なかなか難しいけれど、人生にとって本当に大事な事ですよね。
そこが充実していれば、やり遂げたと言う感覚になるのかもしれませんね。
私もまだまだです。
素敵なお産でしたよ。
この文、ちょっとほっこりしちゃいますね!
ゆっくりゆっくり休んでね。
今度はお客さんとして「和み」に行きます。よろしくね!
「和み」
全席禁煙で子供や妊婦さん、お母さんにも優しいお店です。
Yっこちゃんは、6月あたりから復帰されるよう。
希望すれば、おっぱいに優しいデザートや、
子供のお誕生日ケーキも作ってくれるそうです(要予約)。
また1ヶ月健診でね(^_-)